MULTIPLE INTERSECTIONS +

旧「ラジコンカーと過ごす日々」の引越先だけど、ラジコンだけじゃないよ。色々やるよ。

前回の電波障害(フェイルセーフ)について思い立つことがありましたので、ちょっと手を入れてから夕暮れに1タンク走行してきました。



思い立ったことというのは、今回の原因は自分で作り出してしまったということに気が付いたのでした。kankiさんすみません、ご心配をお掛けしました。


というのも、原因はボディ補強に使用した「アルミテープ」でした。どうもこのアルミテープを施したボディを被せると今回の症状が起こるようです。とはいえアルミテープで補強しないと折角の電飾ボディが・・・ということになりますので、何か良い方法は無いかと考えておりました。


で、よくよく考えるとTNXって受信機のアンテナの取り回しが結構非効率だったりするんですよね。メカボックスの中で這わせて、メカボックスから出たと思ったらシャーシ側に折り返してから上に向く(アンテナパイプに入る)。


ならばボディから外に出ているアンテナ長を多くすれば解決するかもしれないと思い、アンテナステーをメカボックスに直接付けるようにしてみました。メカボックスの蓋に穴を開けてステーを固定、また、蓋の横にアンテナを通す為の穴を開けて、最短距離でアンテナが表に出るように加工。



この加工により、これまでに無い長さでボディの外にアンテナが出るようになりました。これなら何とかなるかな?と思い早速走行に。



結論としてはこれまでフェイルセーフが効いていた距離でも通常通り走行が出来るようになりました!やった!これなら秋ヶ瀬でも問題無し(笑)あぁ、良かった。これで普通に違和感無く走らせることができますよ。


でも反省してみるとアルミテープでのボディ補強ってこういったトラブルを引き起こす要因であるということが分かりました。特にモントラのボディは高さもあるので、元々アンテナがボディから顔を出す長さが短いので注意が必要ですね。補強はアルミテープよりも別のものを探した方が良いかもしれません。特に弱い箇所についてはアルミテープでも良いですけど、ボディにベタ貼りするなら違う材質を探すべきだと痛感しました。


http://jp.youtube.com/watch?v=zgGqYg2FSB4:MOVIE
しかし自分操縦、自分撮影はムズカシー!!


ちなみに本日は「全日本模型ホビーショー(プラモデル・ラジコンショー)」に行ってまいりました。明日写真含めてアップする予定です。

夕暮れに走行してきました。



受信機用電池を変え、念には念を入れて送信機用の電池もリニューアル。3PK用の電池ボックスを購入し、中身はエネループを投入。これまで標準のニッカド電池でしたけど、ニッケル水素のパワーと容量、エネループの低放電性はプロポにはもってこいです。これなら多少充電サボっても大丈夫かも・・・



いつもの如く徒歩でTNXを担いで走行ポイントへ。今日は期待できる結果が出ると良いなぁと思いつつエンジン始動。走行距離を徐々に伸ばしつつ走行すると、やはり20m弱位でフェイルセーフ。うーん、電池については問題無いと思うんですけど、何故か止まる。場所については河川敷なので電波の邪魔をするようなモノもありません。


試しにプロポの持ち位置を高くしてみると若干改善されるのか、再度普通に動き始めるものの、少し動作するとまたフェイルセーフ。うーん。


この辺で少しサクっと走行させる分には多少不便で済みますが、秋ヶ瀬等走行範囲も広くなる場所を考えると今後の課題ですねぇ。今はアナログサーボを使用している関係で、別付けしているフェイルセーフユニットの問題かもしれませんし、もしかしたらHRSモードにして3PK本体のフェイルセーフであれば何とかなる・・・かもしれませんが、その為にはデジタルサーボが必要になりますんで、これはこれで結構な出費。


ちなみにサーボの動作はというと、電池を変更して好調な動き。ステアリングも以前より曲がります。このレベルで結構満足できる反応なので、無理にデジタルサーボに変更することも無いですね。そうするとHRSモードという選択肢は薄れ、フェイルセーフユニットを外して走行・・・はしたくないので、他社製含めて探してみることも一つの手かもしれません。



なんとか電飾を保ったまま普通の走行距離を保つ方法はありますかね〜。何か他に良い方法もあるかもしれませんので、少々考えてみることにします。

受信機用充電池を調達してきました。



5セルの俵型です。色々と迷いましたが京商のものがニッケル水素で容量が1400mAh、かつ値段も安かった(2千円台前半)というのもありますが、BECコネクタと普通のサーボコネクタが両方付いていることも理由です。


TNX5.2Rの場合はシャーシに付属している電源コードがBECコネクタだったりします。他にもこの2種類のコネクタが付属している充電池はあったのですが、高額だったりストレート型だったりと、そもそも選択する訳も無く、かつ京商製よりもお安いものもあったのですが、BECコネクタが付いていなかったりしました。選択肢は結局少なかったのでした。



充電してチェック。1400オーバーだけど結構ギリギリ?


俵型の充電池であればTNXの電池ボックスにそのまま入ります。使わない電源コードは隙間に入れれば問題ありません。


試しに使用してみたところ、前回のエントリにkankiさんからコメントを頂いた通り、LEDがより明るくなるだけでなく、サーボの動きに「キレ」が出てきます。どれ程違うか以前の単三ニッケル水素×4の電池ボックスを再度繋いで確認しましたけど、明らかに違いが見える程だったりします。


少々分かりづらいかもしれませんが、ムービーで比較。


http://jp.youtube.com/watch?v=hXef4fEq_OM:MOVIE
◆6V動作


http://jp.youtube.com/watch?v=J8fX9QATE2Q:MOVIE
◆4.8V動作


もの凄く基礎的なことで驚いているのも情けなくて大変申し訳ありませんが、単純に電池に気を配るだけでサーボの動作が改善したのはちょっと驚きました。RTRのGPカーの場合、単三電池を使用する(というか単三の電池ボックスが付属しているのでそのまま惰性で使用する)ケースが多いと思いますので、簡単なパワーアップの一つの手段としては非常に良い方法だと思います。


次の走行も楽しみになってきました!

夕暮れ時を攻めてきました!


まだ夕日が明るいですけど・・・。「夜ラジブラボーズ番外地」を名乗れないや・・・



◆電飾向けという状態じゃないですねぇ・・・


とはいえ暗くなる時のスピードは凄いものがありますので、刻々と日が沈むのを見ながら電飾が映える時間まで待つこと十数分、エンジンを始動。寺爺さんと合流して撮影開始。


この走行の為にデジカメのムービー機能とYouTubeが存在するんです!なんて(笑)


http://jp.youtube.com/watch?v=lOIfZL4Y0vs:MOVIE


これまでは部屋の中でしか点灯させたことが無く、今回が電飾初走行。「http://www.orekou.com/」でkankiさんの作った電飾ボディ搭載マシンの走行写真とかこれまで見てましたから効果は疑いようが無いんですけど、実際に自分のマシンに搭載されて走行している様を見ると、いや、これは凄い。


http://jp.youtube.com/watch?v=Op3k9dbqB30:MOVIE


とにかく明るいくて視認性が良いだけでなく、青色LEDのヘッドライトというのは非常にカッコ良いですよ!しかもパッシングのパターンも複数がランダムで選択されることから、前回のエントリに書きました通り、走行させているだけでも全然飽きません。現実的にはGPで夜ラジというのは厳しいですけど、冬の早朝や夕暮れ時の走行というのは良くある場面ですので、そうした時の存在感はより一層際立ちます。これからの季節は楽しみ!


http://jp.youtube.com/watch?v=7NUkcuLTJGQ:MOVIE


今回走行させた場所が、まだ回りに少々人がいたこともあり、若干狭い範囲での走行でしたが、フルスロットル時のパッシングが甘めに設定されているので、それでも結構楽しめたのが印象的です。また、テールランプも非常に良く光ることから、暗くなってもマシンがどの方向向いているか分かり易いというのもメリットですね。これなら遠くまで走らせた時にマシンの方向が分からずに悩むこともないでしょう。


ただ一点、気が付いたことが。少々遠くまで走らせるとフェイルセーフが働いてマシンが動かなくなることが何回かありました。LEDで受信用電源を使用しているからと推測してますが、明らかに電源が不足している挙動が見受けられます。単三ニッケル水素(1.2V)×4本、4.8Vでは少々心もとないのかもしれません。ちなみにプロポごと近づくと動き出します。うーん・・・


http://jp.youtube.com/watch?v=AuQSdiZ_QAk:MOVIE
◆フェイルセーフ?13〜14秒あたりで「ノーコン?」


単三ニッケル水素5本と単三用のシャンテを購入して俵型の受信用電池でも作れば解決するかもしれませんね。また、LEDについては別電源にする等も手段としてはアリだと思います。これはこれで次の課題ですな。


しかし、電飾で走行というのは本当に楽しいですよ!それもGPでモントラでなんてあまり見ませんし、なかなか出来る体験では無いです。このカテゴリー故にボディにここまで力を入れると破損等のリスクもあり、労力に対して結果が報われないこともあるかもしれませんが、青い光を放ちながら走行するTNXは素晴らしいものがあります。



次の休みはもっと積極的に走行させたいですね〜。まずは電源の問題を何とかせねばなりませんので、今週中にでもちょっとラジコン屋さんに行って何か調達してきます!

kankiさんから新しい電飾プログラムを焼いたPICが届きました。




こういう時はICソケットにしておいて良かったなぁとおもいつつ、一緒に回路の改良版についても記載いただきました。書き添えて頂いた通りに配線を直すと、LEDが明るくなるとのこと・・・シューグーで塗り固めてしまったので何も出来ませんorz


今度のプログラムはというと

1.点滅のパターンはが8種類、ランダムで稼動。
2.3PK専用ではなく汎用性が高い。あるタイミングでスロットルを操作するとニュートラル・リバースが設定されPIC内部のフラッシュメモリに書き込まれる仕組み。
3.デモモード搭載。


パッシングについてはスロットル全開を1秒間維持すればスタートしますが、その前の動きがスローだと、パッシングに入る条件が緩くなるなど、常に目で楽しめる仕組みになってます。放っておくとでもモードになる等飽きさせない仕組みというのも流石です。


しかもパッシングのパターンも前回と異なっており、前のバージョンでは前回でピカピカするだけでしたが、8種類の点滅パターンがランダムで選択されますので、見た目にも「動的」という表現が相応しい感じです。


ムービーでお見せしたほうが分かりやすいかもしれませんね。今回は点滅のパターンをより明確にする為、部屋の電気を消してみました。


http://jp.youtube.com/watch?v=08Tu2P85qT4:MOVIE
◆パッシング


http://jp.youtube.com/watch?v=KDhFVFj3A0I:MOVIE
◆デモモード


うーん、凄いですねぇ。パッシングなんて走行中にこんな点滅されるとホントカッコイイと思いますよ。早く走行に出ないと・・・といいつつ最近は仕事が忙しくてなかなかラジコンと戯れることができずにいますが、明日は夕方あたりから遂に走行に行くことになりました!本当は17日の朝ラジに参加したかったんですけど、こちらについては仕事が入ってしまって断念。それでも明日は寺爺さんにもお付き合い頂くことになりましたので(ありがとうございます!)、走行写真やムービーが撮れば良いなあと思ってます。


しかもプラモデル・ラジコンショーの季節が迫ってきており、各社から新製品が続々とリリース。TRF501Xのノウハウを詰め込んだ「DB01ドゥルガ」や「タムテックギア ホットショット」「ナイトレージ5.2キット」等、今年も非常に楽しみだったりします。でも個人的には 「FR-32FX アルミヒートシンクヘッド」で欠けたヒートシンクを交換したいところです(笑)

電飾ボディも完成したところだし、そろそろ走行・・・という訳にはいきません。まずは補強です、補強。ここまで手を掛けたのに一発でグシャっとなってもいけません。気持ちを抑えつつシューグーと格闘します。


ここで参考にするのは、最初に使用したボディです。この破損の様を見ながら補強します。やはり重要なのは過去を直視することから・・・って、結構目も当てられない状況だったり。直すの諦めてるから掃除もしてません・・・



まずはアルミテープで補強です。ホームセンターで販売している薄手のアルミテープを使用します。結構手を切るハメにもなりますので、注意が必要です。その後、補強用ネットとシューグーを張り込みます。



なんだか結構ボディに重量が感じられますが(笑)、前のヤワなボディに比べても丈夫にはなったと思います。


さてさて、今回のTNX電飾を動画にしてみることにしました。パッシングをお見せしたかったのですが、雰囲気は伝わりますかねぇ。実際にはちゃんとチカチカしてるんですけどね。デジカメが古いのでムービーも汚いところが問題ですが・・・もしかしたらまだ携帯で撮影した方がマシかもしれん・・・今回初めてYouTubeのアカウントを作成したので、機会があれば今後も動画を掲載していきたいと考えてます。


http://jp.youtube.com/watch?v=teGu1-qeTkQ:MOVIE
◆ヘッドライト動作


http://jp.youtube.com/watch?v=0NRNdLsFyUU:MOVIE
◆ブレーキライト動作


で、何故に今更YouTubeなのかというと、次なる展開への布石だったりするのです。

ついにボディが完成しました!



これまでリフレクターの搭載部分が歯抜けでちょっと間抜けだったボディにリフレクターとLEDを装着して発光させると、なんというか「締まり」が感じられますね。また、「目」の形を自分の好みに作ったことから、ノーマルの色違いと言えども随分表情の違いが見えます。



リフレクターの装着はシューグーで行いました。少々大きめに作成してありますので、いわゆる「のりしろ」にシューグーを薄く塗ってペタっと貼って暫く待ちます。季節的に湿気の多い夏だからでしょうか。なかなか乾かなくて悩ましいところですけど、部屋にエアコンを入れて風を当てると比較的早く固まります。


それよりも更に悩ませてくれたのが配線です。kankiさんはリフレクター等を先に装着してから配線をするとのことです。この方法のメリットは配線自体を短く、必要なだけで押さえられることがあります。


そりゃその方が美しいでしょう・・・でもワタクシはそんなことできません。いや、ボディに向けてハンダなんて握りたく無いなぁ・・・、ということで、先に配線をするという選択をする訳です。そうすると必然的に配線は長くなります(あとで短いということになると嫌なので)。


配線で気を付ける点として、当然エンジン等の熱源は避ける必要があります。もちろん駆動系の近くも論外なので、その辺も気を使いながら配線を考えます。配線の固定にはシューグーを使用しますが、最初からシューグーで固めることが難しい場合は、数箇所セロテープ等で仮止めして、その仮止め以外の部分からシューグーを盛って、部分的に乾燥させた上で進めると上手く行きます。最終的に受信機に落とす配線の場所も考える必要がありますね。届かなかったら悲惨です・・・。



結果としてアップでお見せできません・・・(*-゛-)


ボディとの接続は、TNXのメカボックスに付いているクリスタルの取り出し口から、サーボケーブルの延長コードを使って引っ張り出します。これならメカボックスを完全に開けずにボディとシャーシを簡単に切り離せます。開いた穴だけ何とかしないといけませんが、シューグーで埋めてしまうのも良いかもしれませんね。



また、前回からの疑問ですが、ハイマウントで設定しているLEDがニュートラルで点灯しない件については、kankiさんからアドバイスを頂きまして・・・


「プロポのサブトリムを少し調整すると、ニュートラル位置でハイマウントとブレーキが別の動作をするポイントがあります。個体差もありますので、最適な位置を探してみてください」



ナルホド、ということで3chのみサブトリムの調整でニュートラルの位置を変更してみます。数値にして-55と結構後退気味の設定ですが、ここでちゃんと点灯するようになりました。写真だと判別が困難ですけど、一番上のハイマウントはニュートラルで点灯、ブレーキを入れた時は6灯全部点灯します。



しかし完成したボディをシャーシに搭載すると感動しますね・・・次は簡単に壊さないように補強に取り組みます。一部の方々の期待を裏切るようですが(笑)

ようやく配線が全て終わりました。



先にリフレクタに接着してみました。LEDの固定はゼリー状の瞬間接着剤を使用し、点灯する方向を調整、その後にシューグーをネリネリと着けて完了。


今回の回路は3PKの3chを使用するのですが、kankiさんがPICに焼いたプログラムは、3chをスロットルに連動させる仕組みになってます。そういやその辺の詳しいことは聞いてませんでしたが、ちょっと試しにやってみることにします。


3PKのプログラムミックス設定の画面です。マスターとスレーブという考え方があり、画面上のMST、SLVという表記がそれにあたります。マスターに設定した動作を、スレーブが真似すれば良いので(多分スレーブを3chにすると、同じ信号が流れるようになることだと思います)、マスターをスロットル(TH)、スレーブを3ch(CH3)に設定します。



仕様では、ヘッドライトがフルスロットル1秒後にパッシングするとのことですが、試しにやってみると・・・おぉ!見事にパッシングする!ブレーキランプは普段は細かく点滅してるんでしょうか。こちらもブレーキを入れると点灯します。ただ、ハイマウントはニュートラルで明るく点灯するらしいのですが、何故かブレーキランプと全く同じ動作になってしまう・・・何故?


それでもここまで動作とシンクロして光ったりするのは非常に面白いですね〜まだLEDを固定しているシューグーが固まってないのでヘタに動かせませんが、早くボディに固定して光らせたいなぁ。


ちなみに、明るさは十分過ぎるくらい明るいので、なんだか「俺の工作」のタイトル画像みたいでちょっと嬉しいです。


半田付けを続行。


PICへの直接の半田付けは躊躇するところだったのですが、kankiさんからのアドバイスでICソケットを使う話を頂きました。まあ、半田付けは得意ではないので、PICにダメージを与えてしまうのは避けたいとも思ってましたし、そんな訳で早速調達して参りました。1つ42円。予備も含めて3つ。秋葉原のパーツ屋、これくらいでも手書きの領収書を出してくれます。うーん、商習慣なんでしょうけど、受け取るこちらまでかしこまってしまいます・・・


で、取り敢えずヘッドライト部分だけ配線が終わってみて、ここままでも点灯するかな〜、と思い、早速受信機に接続してみました。もう少しガマンならんのかという感じですけど、ちゃんと配線できているかのテストですよ(笑)


ふと思ってみると3pkの3chとの連動の方法は未だ聞いてなかったりしますので、準備をしながら点灯しないかもなぁ、と思いつつ、受信機に接続し、受信機側のスイッチを入れると無反応。まあ、そうだろうと思いつつ、送信機側のスイッチを入れると・・・・



おおおおお、点いた!点灯!しかも明るい!すげー!って点灯しただけです。ここまで手順に間違えが無かったということも確認できたことになるんでしょうか。少々心配だったのは、kankiさんはデジタルサーボを使用しているので、受信機側で6Vになっているのだろうと想像しつつ、こっちはアナログサーボで普通の充電池を使用しているので、1.2V×4個=4.8V。全然その辺の知識に弱いですけど、これでも大丈夫なんですね。良かった良かった。さて、早いところリア部分にも取り組み、ボディに接続しなければ!

すみません、暫く間を空けてしまいました。仕事が忙しくなると多少時間がある時があっても趣味に手が付かなくなってしまう…


その間、毎月購入しているラジコン雑誌を買い忘れるわ、なんだかホットショットは発売されているわ(そして購入した人も・・・)、ちょっとした浦島太郎の気分だったりします。


とはいえ、怒涛のお仕事月間の終わりが見えてきたこともあり、気持ちも切り替えて再開再開!


早速kankiさんから以前頂いた配線図をベースに、まずはLEDの配線を先に手をつけることにしました。色々と考えたのですけど、一番最初に配線。



リフレクタにLEDを取り付け、ボディに貼り付ける方が配線が美しくできる(要はケーブルが無闇に余ることが無い)らしいのですが、流石にボディ近くで半田ゴテを握る勇気はありません(笑)どちらにせよボディの補強は前回購入したシューグー等を駆使してゴテゴテになりますので、あまり見た目については考えないことにします。


LEDの結構根元で半田を使用し、ショート防止の為に熱縮チューブを活用しました。多少は見た目も良くなる?


受信機との接続に使用するコネクタも用意しました。KO製ですけど、フタバの受信機のコネクタと同じ形です。




さて、少々ここで迷うことが。kankiさんから頂いたPICなんですけど、直接半田で付けるのもアリですが、汎用性を考慮してコネクタ仕様にすることを、ふと思いついてしまいました。ちょっと面倒な感じもしますが、色々と使いまわしが効きそうなこともあり、悩ましいところです。


結構PICごとシューグーでボディに取り付けていたりする方も多いようですけど、どうするかなぁ・・・


ちなみに、ライト部分のマスキングも取ってみました。もう少しでここから光が!


ボディの塗装が終わりました!



「サテンシルバーアルマイト」を使用した位で、結局ノーマルなんですけどね。ボディについては結構悩んでたんですけど、TNXクリアボディを使用するんであれば、ノーマルを超えるものを…と思ったんですが、なかなかアイディア不足だったり。でもこの色だったら結構良いと思いません?もちろんリフレクター装着部はマスキングしてたりします。


LEDの発する光の透過を考慮して、ブラックで裏打ちです。



で、これからLEDとリフレクターを装着して配線することになりますが、ケーブルの取り回しをどうするか悩み中。また、リフレクターにLEDを接着し、その上で配線するのか等、作業手順についても気になったりしてます。


折角の電飾ボディなので、補強用にシューグーとネット、アルミテープ等考えうるものを手配しました。



なんとか形が見えてくると嬉しいものです。さて、組み立てるぞ〜

リフレクターはやはりリフレクターらしく光って欲しい…という親心(?)もあり、通常のメタル塗料もいいけど、ここはひとつ使ったことの無いものを…ということで



アルクラッドII クローム」の登場です。こんなんで1,500円近くします。高い!



この塗料は航空機やAVF等のプラモの世界では結構メジャーな塗料であり、その質感たるや他の塗料を寄せ付けない金属感を醸し出すものです。ただ、やはり値段が値段だということと、エアブラシ専用ということろが敷居の高さを物語ってます。また、輸入物なので、一旦在庫が切れると次に入荷するまで少々時間が掛かったり、別の店に行脚する等しなくてはなりません。まあ、色々な意味で面倒だったりします。



とはいえ、今回の企画には相応しいのではないでしょうか。やはりLEDと回路のポテンシャルを最大限引き出すには、やはりアルクラッドIIの力が欲しいところ。


と、いうことで久しぶりに登場の、タミヤ「ベーシックコンプレッサー」、略称ベーコン。



アルクラッドIIは瓶に入ったままの状態で使用するらしく、特にシンナーで薄めるとかしなくても良いとのこと。とはいえ塗料の粒子が淀んでたりしますので、念入りに掻き混ぜてハンドピースの塗料タンクに流し込みます。


指でトリガーを調整しつつ、うっすらと塗料が乗るように慎重にエアブラシを走らせると、これまた素晴らしい質感!いや、本当にクロームといううか、リフレクターがアルミ箔で出来ているような錯覚に陥るくらい凄い!思わず焦ってトリガーを更に踏み込みそうになりますが、ここは焦らずに慎重に。そして…



うわー、これは凄い。なんか思った以上のピカピカ感。もちろんこの工程の前にサーフェイサーを吹くことも忘れてはなりませんし(一度やってみたら全然喰い付きが甘くて手で触ると塗装が剥げる…)、手間も掛かるもののこれは病みつきになるかもしれん…


あ、でも後始末はやはり大変で、ハンドピースのうがいを5回くらいやるハメになりましたけど…

もう少しムラができないようにならないか、継続してチャレンジ中。


まず、推論というか考察してみる。薄くなる原因としては、素材を溶かす時の熱ムラが原因の一つかと思われますが、もう一つ、バキューム時に素材が引っ張られすぎることも原因ではないかと考えました。今回リフレクタの作成で、LED用の穴を削りましたけど、当然吸い込まれて行く先は素材が薄くなってオブラートのような状態になったりします。まあ、こういう箇所については仕方が無いにせよ、溶けた素材に対して「思いっきりバキュームで引っ張って良い箇所」と「あまり引っ張って欲しくない箇所」というものがある訳ですね。


じゃあ、バキュームの力のコントロールをすれば良いということになりますが、掃除機のパワー調整だと、全体的に強くする、弱くするの選択しかできませんので、かえって出来るものも出来なくなることが想定されたりします。


kankiさんのアドバイスでは「油粘土などでスキマを埋めるのが簡単でお勧めです。サンプルのデコボコした部分も粘土を詰めていた場所になります。」


いくら素材を均等に暖めても型に大きな段差が発生すると、素材が引っ張られることで非常に不安定な状態になりますので、バキュームの穴を油粘土で埋めてみることにしました。



実は結構落とし穴だったんですけど、油粘土ってどこでも売ってると思いましたが、意外と無いですね…。最近の学校教材では油粘土というものは下火なんでしょうか。紙粘土だったら売ってるんですけどね。文房具屋や本屋を探してみたものの見つからず、結局家の近くのホームセンターにありました。灯台下暗し…


早速kankiさんのサンプルを真似てバキュームフォーマーに型と一緒に敷き詰めます。敷き詰める場所は主に中心の空白部分で、これまでも素材が伸びきってしまってた場所です。しかしこの油粘土の匂いというのは懐かしいですね。自分が小学生の時はネズミ色のもっと硬いものでしたけど、最近のは柔らかくて加工がし易く、色が綺麗で匂いもキツくないんですね。



結果はというと、前回で結構コツを掴んだらしく8枚中5枚が成功?結構イイ線いくようになりましたよ。しかもリア用リフレクタも一緒に成型できましたし言うことありません。しかし良く考えると何枚も作っても何枚も使うわけでは無い訳で。次作る時は型も見直したいですし、今回の反省点を生かして一段レベルを上げたいものです。



今回やってて思ったんですけど、バキュームフォームって慣れると色々使い勝手がイイかもしれませんね。マッドガードとか他にも色々と作れるような気がしてきました。バキュームフォーマーの大きさが大きさなので、流石にボディは作れませんけど(笑)


さてさて、バキューム日記じゃないのでここらでストップしないといけませんね。次は塗装に着手です!

さてさて、ようやくバキュームの実践編に入ります。


まずは、桃象のサイズに合わせてプラ板を切り抜きます。そのままのサイズを取ろうとすると、相当の部分が無駄になりますので、タミヤ製のプラ板の場合はまず半分の大きさに切り取り、その上で桃象のサイズに合わせます。若干横のサイズが合わない(要はプラ板の方が面積が少なくなる)ので、端をガムテープ等で密着させ、余計な空気の通り道をふさぎます。




バキュームフォームというもの自体は、熱した素材を型に吸着させ、その吸着を空気の吸引力で補い、より型へ密着させることで型通りのパーツを作ることです。なので、とにかく余計な抜け道は塞ぐことが重要でしょう。


そして、桃象の本体側も空気穴を調整します。やはり空気穴が少なくなると、その分吸引力も強くなると思われますので、余計な部分はガムテープで塞ぎます。



で、桃象の使い方ですけど、枠をマトモに被せると、うまく被せることが出来ない可能性が高いので、どうしたものかと考えて「枠を裏側で使う」というウルトラCを考案(大したこと無いけど)。これなら被せることで失敗しませんし、う〜む、我ながら妙案。


そして、ヒーターの電源を入れて、掃除機の電源を入れ、いざ挑戦!



「バキューーン、ぶぉぉぉぉぉぉ…」


1回目は明らかにパワー不足。2回目は何とか形になりましたが、使い物になるレベルでは無いなぁ(写真左)。3回目は多少マシにはなったものの、パーツ毎にムラがある(写真右)。なんでだと思い、色々と分析。風の通る方向とか、それに伴う型の置き方とかも試してみますが、どうもダメ。まあ、最初から上手くは行かないと思ってましたけど、結構先が思いやられるなぁと思い、少々休憩して、お友達の寺爺さんの所で相談してみたり。



一気に成型しすぎているのかもしれんので、フロントのライトパーツのみで成型を繰り返していると、このパーツ毎のムラというのは、パーツを溶かす時の熱のムラではないかと、ふと気が付く。


そういやkankiさんのメールにも、以下のような記述がありました。


「バキュームフォームは無駄にする材料が多い」とするサイトをいくつか見ますが、私のサンプルを見ていただくとわかるように、枠ギリギリまで型を置いていてもきちんと成型することはできます。
この時大切なのは材料全体を均一に暖める事で、材料をコンロにかざしている間は常にクルクルと回転させ続けています。こうするとムラになりにくく、その分全体の温度を高くできるので型との密着性が上がりますが、材料が伸びているとシワの原因になります。シワにならないギリギリまで暖めるには練習が必要です。
はじめは慌てないように材料を熱し始める前に掃除機のスイッチを入れておいたほうがよいかもしれません。熱している途中でのスイッチONに手間取り穴が開く、私はこれを何度繰り返したことか・・・」


要はですね…


プラ板を熱する」
    ↓
プラ板が溶ける」
    ↓
「溶けて伸びるので素材が薄くなる」
    ↓
「熱されて伸びて薄い箇所と伸びていない箇所が出来る」
    ↓
「そんな素材で成型するからムラが出来る」


そうです!素材をいかに均一に溶かすかで出来も変わると思い、注意深くヒーターで全体が均一に溶けるようにヒーターの上で素材を旋回させ、もうこれ以上出来ないというところで一気に型に被せる!すると…



これまた綺麗に型に密着!やったーーーーーーーーーー!



まだそれ程綺麗では無いですし、まだまだ練習も必要でしょう。それでもここまで形になったのは初めてで小躍りしちゃいましたよ。早速切り出して気が早いですけどLEDを仕込んでみました。



TNX5.2Rのボディの裏から貼るとこんな感じです。セロテープで仮止めですけど、雰囲気でてませんか?いやー、なんだか嬉しいですね〜。



なんだかコツが分かってくると異様に楽しくなってきますね!これならリアのパーツごと成型しちゃってもいい雰囲気ですし、もう少し型を削って形を整えてやってみる余裕も出てくるってもんです。まだまだプラ板も用意してるので、ちょっと頑張って量産してみましょうか!


その前に忘れてはイケナイ、ここに至るまでの失敗作に合掌…