MULTIPLE INTERSECTIONS +

旧「ラジコンカーと過ごす日々」の引越先だけど、ラジコンだけじゃないよ。色々やるよ。

まさか次はブリザードだと思う人は少なかったようで(お一人様のみ大当たり)・・・しかも季節外れときたもんだ!



と、いうことで、今回手に入れましたのは異色のベルトビーグル「GPブリザードDF-300」でございます。しかもワタクシ、初めての京商製モデルですよ。昔であればトマホークとかスコーピオン、今ならSPADAやインファーノも良いでしょう。でもブリザード。初めてでブリザードとは自分でも笑ってしまう・・・。これが「インファーノGT」とかだったらカッコ良かったかもしれませんが(走らせる場所があればインファーノGTは欲しいモデルです)。


いや、ラジコンに復活してから毎年冬を迎える度に気にはなってたんですよ。季節モノのような扱いで再販されて、寒くなるとラジコン屋で見かけるという。でもやっぱし雪の上だよな・・・とか、モントラ欲しいし・・・とか、そんなんでなかなか踏み切れなかったんですけど、ふとしたキッカケで思い出して手に入れてまいりました。しかし、時は既に桜の季節、結構どこも在庫が無かったりして探すのに時間が掛かりました。


で、このブリザードですが、EPモデルとGPモデルの両方が存在します。そもそも同じモデルでEPモデルとGPモデルが存在するというパターンも非常に珍しいですが、特にこのようなキャタピラーを備えたモデルを2ch送信機で操作できるという、極めて特殊な機構を備えていることが最大の特徴でもあります。


キャタピラー(無限軌道)物の動作というものはステアリングが存在する訳ではありません。左右に曲がる際には、片側のキャタピラーの動作を遅くすることで旋回します(普通のマシンでもデフギアの内側の回転が遅くなることと似ていますね)。なので、単純に考えると動力源が二つ、かつそれぞれ制御できることが前提になりますが、このブリザードは動力源は一つで、エンコンサーボ、ステアリング(というのが適切では無いような・・・)サーボの二つで駆使して旋回とバック走行(!)を実現するという面白いモデルです。なので、普通にホイル形の送信機で普通に操作できてしまいます。但し、超信地旋回と呼ばれるその場で旋回する動作はできません。この辺は組み立てながら解説したいと思います。


また、GPモデルについては、QRCユニットという特殊なギアボックスを搭載することにより、先ほど書いたようにバック走行が出来ることも最大の特徴です(EPモデルは普通にモーターを逆回転させている模様)。しかも2スピードミッション搭載(笑)。シフトチェンジしてゴリゴリ動くのを早いところ見たいとおもってます。このモデルに2スピ搭載しようと思った人の発想が素晴らしくてたまりません。個人的にGPモデルを迷わず選ぶ要素満載です。



エンジンは京商製GS11Rエンジン。リコイルが軽くて感動です(18TZに比べりゃ何でも軽い・・・)。



キャタピラーは計4枚入ってます。片側2枚を皿ビスで止めて輪を作ります。素材は塩ビですかね。



パーツ全景。構造は結構スッキリしているので部品は少なめですが、組んでいくと普通のラジコンカーとは異なる構造が色々見えて結構楽しいです。早く走行を・・・・