MULTIPLE INTERSECTIONS +

旧「ラジコンカーと過ごす日々」の引越先だけど、ラジコンだけじゃないよ。色々やるよ。


実は現在使用しているエンジンは2台目でありまして、1台目については内部で破損(!)が起きてしまい、使えなくなってしまいました。ちーん。で、現在使用中のものは、ナイトロフォースのキットを購入し、付属のエンジンを搭載しているものだったりします。


なんか走行中にエンジンの回転が高くなり、ステアリング切る間もなくコースアウトして裏返しでズデーン!と。その後エンジンが掛からないというか、フライホイールを回すと異物感が!何かがエンジン内で回るの邪魔してるような・・・


エンジンを覗いてみるとコンロッドが曲がっている状態であり、クランクシャフトとの接点がチギれている!あまりに初めてのことなんで、相当ビックリしてしまいました。こんなエンジン内部の丈夫な金属部品がチギれているという事実。まあ、暫く走行も出来ないか・・・ともあきらめたんですが、気を取り直して再生の手段を考え、結局1週間後にナイトロフォースのキットを購入したのでした。


タミヤにも問い合わせてみたところ、エンジンが回りすぎていたのではとの回答。エンジンが高回転で回りってオーバーヒートが起き、ピストンやシリンダーの焼き付きや歪みが起こり、コンロッドに負荷が掛かり破損に達したのではという考察も頂きました。


原因については、まあ確かにそうかもしれん・・・と納得できなくは無いんですけど、それでも、もう一台分のキットを購入するまでに1週間くらいヤフオクで悶々としたり、LeonさんのBlog「雑記帳(http://track-back.net/skywalk/)」をみながら、別のエンジンという選択肢もあるな・・・と思いつつ、ラジコン屋のエンジン展示ケースを眺めてみたり、色々と葛藤があったんですけど、今後のスペアパーツ確保も含め、キットを購入した方が長期的に安上がりだと結論付けた訳で。


で、破損したエンジンは、分解すればパーツ交換で復活するかな?とも思ってました。まあ、クランクケースの内側が欠けたりしてたので、ケース、コンロッドくらいは交換かと。


それでもキャブレーターが壊れている訳ではありませんでしたので、スライドキャブレーターは全部キープ(これってパーツ単位で買うと¥4,250-もするんですよね・・・)、あとはせめてクランクシャフト(¥2,100-!同じく高い!)はキープしたいと思いつつも、ヒートシンクを止めているネジのネジ山がおバカになってしまってまして、暫く放置プレイ中だったんですけど、ようやくインパクトドライバーでガシガシ叩いてネジが回り、ピストンスリーブを取り、クランクシャフトを取り出すことに成功しました。あー、よかった。



◆確保できたパーツ群。キャブレーターが無事なのは何より。


そしたらピストン自体がトンデモないことになっていたのが発覚。これでは使い物にはならんので、ピストンも注文しないとダメですね。まあ、この辺は高額パーツと比べれば大したことないですけど。と、いうことは念のためピストンスリーブも交換しておいた方がいいかもしれん。



◆ピストンがこんなに・・・


しかし、このコンロッドの曲がり様は凄いものが。物凄い力が掛かったんでしょうけど、こんな状態になるのかと感心しますな。



◆見事に曲がったコンロッド

とりあえず流用可能な部品は掃除して大事にしまって置くことにします。近いうちに日の目を見ることもある・・・かもしれませんしね。



ヒートシンクは入りませんでした・・・