MULTIPLE INTERSECTIONS +

旧「ラジコンカーと過ごす日々」の引越先だけど、ラジコンだけじゃないよ。色々やるよ。

タミヤカードの話は以前掲載させていただきました。で、少し前に書いたリコイル注文ですが、カスタマーからはタミヤカード扱いが可能ですと言われました、カードが届いていないにもかかわらず。


というのも、提携先カード会社(オリコ)の発行情報が、タミヤ側に届いていて、単純に私の所に郵便物の都合上届いていないだけですが、届いていない状況を説明したのに、タミヤカード扱いが可能だということです。


まあ、カード会社の発行情報が得られているということもありますし、パーツ代なんかもたかがしれてますが、カード購入の正式なオーソリ(承認活動ですね)が得られていないと思われる状態でも、カード扱いが可能ということに、企業の姿勢が垣間見えます。


もちろん客の立場からいうと、当然だよ!と思うところもあるかと思いますし、裏側ではリスクを提携先カード会社が被るような契約になっている可能性もありますが(想像ですよ)。


それでも、そういったリスクも想定できる中で、この取り組みは評価されるべきかと思います。


で、感じたのは、このような良い仕組みを、販売店を巻き込んで展開できないのだろうと思ったわけです。例えば、ラジコン屋等でカード発行を行うスキームを展開できないだろうか?


ラジコン屋には、カード入会促進をしてもらうと同時に、提携カード等では一般的な、継続インセンティブを支払い、メーカーとの共存共栄を図る。


それだけでなく、ユーザーからメーカーへ直接提携カードを使用したパーツ注文に対しても、カード発行店に販売価格数パーセントの発注インセンティブを付ける。もちろんラジコン屋はカスタマー扱いのパーツを発注→店頭販売も可能。


カスタマーで注文せざるえない部品もたくさんあります。要は、ラジコン屋も全ての部品を置いていないわけです。もちろん在庫リスクもありますから、置いていないというより、置けないというのが正しいのでしょうか。


ただ、「置けない」のではなく「置いていないだけ」という発想に切り替え、どちらに発注しても、お金の落ちるべきところにはお金がチャリーン♪と落ちる。


ちなみに、私はラジコン屋の回し者ではありません、念のため(笑)


もちろん、問屋の存在も大きい業界だということも聞いております。一筋縄ではいかないと思います。この仕組みだって、ぱっと考えただけで、穴だらけのプランかと思います。ただ、なんらかの一体感のある施策というものが、今後この業界を盛り上げるには不可欠ではないでしょうか。


盛り上げて、新規ユーザーを獲得しなければ縮小均衡に向かうことになるでしょう。その新規ユーザーに魅力的に見える状態でなければ、この業界の維持も中長期的には難しくなります。今、我々のような団塊Jrのユーザーが戻ってきているとは思いますが、業界全体としては縮小均衡に向かう可能性が大きいのではないでしょうか。


そして、魅力的で、盛り上がっているというのは、利害関係者(この場合メーカー、問屋、ラジコン屋、ユーザー等)が、なんらかの仕組みによって、メリットを受けられている状態に仕向けることが必要かと考えます。そういった意味で、このメーカー提携カードという仕組み、その一翼を担う仕組みとして、もっと生かせないものでしょうか。


最近復帰したユーザーとしては、長くこの趣味を続けていきたいので、想いの丈をお酒を飲みながら書いてみましたとさ(だから、多少プランが甘いところは勘弁してくださいね)。