MULTIPLE INTERSECTIONS +

旧「ラジコンカーと過ごす日々」の引越先だけど、ラジコンだけじゃないよ。色々やるよ。

さて、前回のエンジン始動に関して、始動しない場合の確認事項と対処方法を書いていきます。


■始動しない場合の確認事項


>プラグが赤熱していない

プラグが赤熱しなくてはならないので、エンジンからプラグを取り外し、プラグヒーターに挿してみましょう。フィラメントが赤熱してなければプラグが焼きついたか、もしくはプラグヒーターの電池切れが考えられます。経験上プラグヒーターの電池は良いものを使った方がいいです(私は金パナを使ってます)。あと、そのままプラグをプラグヒーターにそのまま挿す時は、滑り止めが無い軍手を使いましょう。


>燃料がエンジンに届いていない

チョークポンプを押しても燃料がエンジンに届かない場合があります。対処方法としては、目視で燃料がエンジンに送られているか確認しながらチョークポンプを押す回数を調整することと、必ず燃料が満タンの状態で挑むことです。


>リコイルが硬くて引けない

「オーバーチョーク」と言われるもので、前述のものとは逆の状況です。燃料がエンジンに入りすぎてリコイルが引けなくなる状況を指します。この場合はエンジンからプラグを取り外し、燃料を撒き散らして良い方向にマシンを横に傾け、リコイルを勢い良く10回程引いて、エンジンに溜まった燃料をプラグの穴から放出します。出切ったら、再度プラグを戻して、機械類に燃料が付いていたら拭き取りましょう。ちなみにリコイルはエンジン内に燃料が無い状態であれば、力を入れなくても引くことができます。それと、エンジンが始動する時のリコイルは全然硬くないです。エンジン内に燃料が無いときよりも、気持ち重たいくらいです。


>エンジン始動のイメージが沸かない

あとはタミヤHPのナイトロサンダー商品情報ページにて、エンジン始動のムービーが掲載されております。

http://www.tamiya.com/japan/products/43514nitro/index.htm

大げさですが、エンジンラジコンが初めてならば、何度も見てイメージトレーニングした上で、取り組むことも大事かと思われます。


あとはプラグのフィラメントが燃料で濡れていたら乾かす、砂埃等がプラグに積もり、プラグヒートする時に通電してない等も考えられますが、抑えておけば良いのはそんなとこでしょうか。



紐を引くために外出したのかと焦ることもありますが、落ち着いて原因を一つ一つ潰して対処してください。